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浴室換気扇をMAX BS-103HMからBS-133HMへ交換(してもらった話)

こんにちは。

みなさんはいまの家に何年ぐらいお住まいでしょうか。家電もそうですが、だいたい10年ぐらい経つといろいろなものが経年劣化によって壊れてきます。そんな筆者の家(マンション)も13年以上が経ち、ゴールデンウィークにはキッチンの水栓を交換したりしました。

そろそろ冷蔵庫もやばそうだな……前のマンションのころから使ってるもんな……と思ってた矢先、思いがけないものが悲鳴をあげました。

浴室から異音

ある日家族から「浴室の換気扇がものすごい音を立ててるので、24時間換気を切った」という連絡が。

帰ってから確認してみると、24時間換気を切っているにもかかわらず「ゴオオオオオオオ」という音と振動がすごい。上の階の住人に響いてるんじゃないかって心配になるぐらいだったので、いったんブレーカーを落とすことに。

いまのマンションもそんなに新しいわけじゃないですが、すごいなと思うのが分電盤の制御の細かさ。部屋のどこ、みたいな単位でブレーカーを落とせるのはこういうとき便利ですね。浴室の換気扇だけ、ブレーカーを落としました。

BS-103HM-HWT-1という機種

長年のホコリがこびりついている……

とりあえずカバーを空けてみると、MAX(マックス)という会社の「BS-103HM-HWT-1」という機種であることが判明しました。そのまま型番ズバリの機種はMAXさんのサイトにもなかったため、「BS-103HM」を確認。生産終了品という記載があります。

また、MAXさんのサイトに「メンテナンス終了品 推奨後継機種一覧」というページがあり、こちらにはバッチリと型番そのままが掲載されていました。要するに修理はもう期待するな、ってことですね。13年前だしそりゃそうか……。

推奨の後継機種は「BS-133HM」とのことでした。

BS-103HM-HWT-1とBS-133HMの違い

メンテナンス終了品 推奨後継機種一覧」のところに書いてありますが、

リモコン時計表示方法*2(12時間表示→24時間表示)、コールドドラフト対策*5(浴室照明連動→リモコン操作)、副吸込グリル寸法*8が異なります。

https://wis.max-ltd.co.jp/dry-fan/shouanhou_taisyou.html

リモコン時計表示方法(12時間表示→24時間表示)

BS-103HM-1
BS-133HM

見てわかるとおり、BS-133HMは午前・午後表記がないため、24時間表示しかできないみたいです。ここの時刻を見てる人ってどれぐらいいるんだろうか……自分は時間が表示されている意識すらしてなかったです……。

コールドドラフト対策(浴室照明連動→リモコン操作)

素人には意味がわかりませんね(笑)

なんと、浴室の照明をつけると連動して換気がとまる機能があったようです! たぶん止まってる感じはしなかったのでこの機能を使ってなかった可能性が高いです……寒いときは自分で止めてましたし。

副吸込グリル寸法

これは、トイレと洗面所にある副吸い込み口の「グリル」の寸法が違うという話です。

2センチほど見た目が大きくなってます(見慣れた大きさからすると、すぐわかるレベルででかい)が、どちらもダクトにつながる内部の丸い開口部はφ110という記載なので、ほんとに見た目の違いだけみたいですね。これ開口部広げるとかになったら相当工事大変だろうな……

フィルターが1枚に

これもほんとに細かい仕様変更ですね。。2枚仕様のときの真ん中の隙間が気になってたんで、BS-133HMのフィルタのほうがいい感じがします。隙間があってなにかトラブったということもないんですが(笑)

リモコンの見た目

これはもう、断然BS-133HM(右側)のほうがかっこいいですね。色がシンプルに押さえられててすっきりしました。うちは白い壁なんですが、ダーク系の壁だったらもっとかっこよくなるんじゃないでしょうか。

管理会社から業者に連絡

自分で交換できないか? と一瞬考えましたが、第二種電気工事士の資格が必要なので断念。持ってたら後継機種も判明しているし、施工説明書も全公開されているので、アマゾンで買ってチャレンジしたと思います。いつか取ろう。

マンションの管理会社から業者を紹介してもらって取り付けてもらいましたが、全部で10万円ちょっとと正直そんなに安くはなかったです。とはいえ

  • BS-133HMの本体料金
  • 施工費
  • BS-101HMの処分費用
  • DIYでやったときの調査時間、施工にかかる時間
  • 脚立、電動ドライバーやペンチなど工具を揃える費用(これらは後々使えますが)

がパックになってると思うとまあいいのかなと思います。そんなことより換気ができないことのほうが心配でした。これから冬になっていく季節だったんで焦る必要はなかったのかもしれませんが、、梅雨だったらやばかったかもです。

というわけで交換完了

自分は何もしてませんが、ぼーっとみてたら終わってました。時間は1時間ちょっとですかね。プロはやっぱ速い。自分でやったら1日がかりの作業になりそうです。それはそれで面白いんですけど。

見た目はBS-103HMと全く変わりません。

動いてるのかわからないレベルで静か

ゴオオオオオという異音がする前と比べても「本当に動いてるのか?」というレベルで静か。換気を強モードにしてようやく昭和世代が「働いてる働いてる」って納得できるぐらいの音量です(笑)。

施工業者の人の説明によると、BS-133HMはダクトの形状や長さによって、自動でどれぐらいの風量で動かすかを測定するらしく、一軒家とかで複雑なダクト構成の場合はもっとうるさくなるとのことでした。当然ホコリなんかもなくなったので空気がスムースに流れるのも大きいと思いますが、交換するとこんなにも満足度が高いのか! という新たな発見がありましたw

トイレの換気能力が上がった(気がする)

こちらもホコリのせいだったのかもしれませんが、ニオイがなくなるのが早くなった気がします。うれしい。

24時間換気できなかったときはどうしてもニオイがこもってしまって不快でしたからね……テンションあがります(というかもとに戻っただけなんですが)。

異音の原因

どうやら、24時間換気用のファンが、経年劣化で1本折れ、そのせいでバランスが悪くなってすごい音がしていたみたいです。

浴室の換気扇ではよくあるトラブルのようで、10年以上経過しているのであればユニットごと交換をおすすめしている(パーツがない&ファンだけ交換しても他が悪くなる)とのことです。一所懸命ホコリを吸ってみてましたがそんなレベルじゃなかったですね(笑)。

たぶん折れたまま回し続けてたとしたら、さらに負荷がかかって振動で取り付け自体に影響があったかもしれません。

まとめ

資格を持ってて自分で交換できたなら、工具を一通り揃えても委託するより安かったとは思いますが、早めに交換が完了して満足してます!

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