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GR-R41GL-S レビュー! 幅600mmの冷蔵庫ではコスパ最高①

こんにちは。

換気扇といい、水栓といい、ちょうどそういう時期なのはわかってますけど……今度は予想していた冷蔵庫がついに寿命を迎えました。

R-SF40VPAM

右側のほうです

今まで使っていた冷蔵庫がこちら。2006年発売の日立・R-SF40VPAMを、たぶん2007年ごろに型落ちで購入した記憶があります。この時期ちょうど家探しをしていたので、冷蔵庫の置き場所が確定しない = 観音開きまたは両開きの冷蔵庫、というのを必須条件にしていたので、自ずと機種が絞られたのは逆に選びやすかったかなと思います。

かつ、当時のマンションは幅600mmしか置けなかったので、もうこれしかないでしょ、という感じで決めた覚えがあります。

特に不満もなく、観音開きは意外と使いやすく、卵やお茶をとるときは片方だけ開けられてエコ(な気がする)ので、今でも買ってよかったなと思ってますし、できれば使い続けたいと思ってました。

開けても庫内灯がつかない

大きなトラブルもなく、我が家の生活を支えてくれていたR-SF40VPAMですが、今年(2020年)に入ってからちょくちょく「開けても庫内灯がつかないことがある」というのが、まあまあ気になる頻度で発生するようになりました。

バルブ切れかな……(高橋啓介:イニシャルD)

機能的に問題なかったし、接触が悪いんだろうなぐらいに思ってました。

製氷室が水浸しに

この機種にも、自動でできる氷が落ちる製氷室があるんですが、氷がくっついてたり、一回溶けて凍ったような跡が残ることも数回ありました。

この辺で気づけよって話なんですが、ちょうど製氷室と同じ高さにゴミ箱の出っ張りがあり、たまにひっかかって半ドアみたいになることがあったので、きっとそれかな〜と安易に考えてました。

動作音がしない

もともとそんなにうるさい機種じゃないんですが、こないだ換気扇を交換してもらって部屋がめっちゃ静かになってきづいたんですよね。

音がしてない……

いよいよこれは、というか、さすがの筆者でも「ああこれはもう、寿命かな」とわかるレベルで音がしてません。5分おきぐらいに「プーッ……フィィィ……ゴゴゴッ(シーン)」という、なんか起動しては落ちるみたいなのを繰り返していました。

冷えない

動作音がしていない間に冷蔵庫を開けると、チルドに入れてる肉が全く凍って無かったり、明らかに室温と変わらない感じの温度だったりで、全く冷えていませんでした。

とはいえ、十数時間稼働してたり、自動製氷も動いてたりするときもあって、点検を呼ぼうか迷いましたが

  • 呼んだところで修理パーツがない
  • 10年以上頑張ってくれていた
  • 電源の付け直しで治るかもしれないが、↑の状況だと可能性は低い
  • そろそろ買い換えてもいいと思う理由が何個かある

ということで、少しでも冷えてるうちに買い換えることにしました。完全に壊れてからだと選べませんからね。

求める条件と、いまどきの冷蔵庫

600mm幅である

いまの家であれば、冷蔵庫設置スペースが幅800mmぐらいあるので、その気になれば幅の広いものもおけますが、そうするとゴミ箱を置くスペースがなくなってしまうので、これまでと同じ600mm幅で探すことにしました。

600mm幅でも、カカクコムをみるとそこそこの機種数があり、いい意味で悩めそうだなという感じです。

左開き、あるいは両開き

しばらく引っ越すこともないので両開きは必須条件から外しました。両開きでお値打ち機種があればそれはそれでOKですが、そんなにバカバカ開けやすくてもホントはよくないのかなぁ、という思いもあったりします。

キッチンの左端に設置スペースがあるので、右開き以外で、という条件になります。

350L以上の容量(大きければ大きいほどうれしい)

R-SF40VPAMが395Lでした。当時の600mm機種だとまあまあ大きい方だろうな、と思ってたんですが、いまはすごいですね、この幅で500L超えてる機種があります。

もちろん大きければ大きいほどいいですが、20万円以上するので、他の機種の価格も見てから決めようと思いました。実際不要なものもたくさん入れっぱなしになってるし、整理したらいまより小さい容量でも十分だろうなと考えたからです。

というわけで350Lを最低基準としました。

電気代は安いほうがいい

冷蔵庫は一度買うと10年ぐらいは使うんじゃないでしょうか。国税庁の減価償却の基準を見ると「6年」となってますが、さすがにこれは家庭で使う基準としては短すぎると思います。内閣府(家電製品協会)の調査によると、平均使用年数は12.2年(2018年)だそうです。妥当な感じがしますね。

いずれにせよ、何年もかけて使用していく家電には違いないので、電気代はかなり重要な基準です。冷蔵庫は、JISで定められた基準で計算した年間の電気代というのを表示する義務? があるみたいで、現在買える冷蔵庫はほぼ間違いなく目安の電気代がわかるようになっています。

以上の条件を価格コムで検索

リストの最初
リストの最後

スクリーンショットしている条件へのリンクはこちら

電気代が安い順で並び替えていますが、最初(GR-S470GZL)が6,345円なのに対し、リストの最後(GR-S36SXVL)が9,423円。3,000円以上の差があります。もし10年使う前提だとしたら

機種 本体価格 10年間の電気代 合計
GR-S470GZL 177,000 63,450 240,450
GR-S36SXVL 109,871 94,230 204,101

となります。

もちろんまだ3万6千円ぐらいの差はありますが、容量が全然違ったり、本体価格の高い機種はだいたい「上位機種」にあたるので、機能面でのメリットがあったりと、その差を埋めるだけの価値があるかもしれません。ここは人によって違うと思いますけどね。

いままでの電気代はどうだったのか

R-SF40VPAMは、電気代の基準が14年前だと違ったり、いまの基準と比較するためにどういう計算をすればいいのか、イマイチよくわからないんですが、環境省の手軽に計算できるサイト(だけどめっちゃくちゃ使いづらい)で試算してみたところ、

思ってたよりも電気代がかかっていることがわかりました。たしか庫内の扉に「640kWh」って書いてたはずなので、オレンジのグラフの一番うえ、約17,000円ぐらいだと思います。さっきのGR-S36SXVLにしたとしても、年間7,500円以上電気代が違うという。。恐ろしいですね。

こういう感じで冷蔵庫を選んでいった結果……以下の機種に決めました。

ちょっと記事が長くなったので、2回に分けてお届けします。

2本目の記事はGR-R41GL-Sにした理由と、購入までのWeb上の手続きについて記載します。

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