こんにちは。
楽天モバイルの記事を書いててふと思ったので勝手な見解を書いてみたいと思います。
アップルの製品はLightningコネクタとUSB-Cが混在している状況です。
機種名 | USB-C | Lightning | Dock(30ピン) |
iPhone | (なし) | iPhone 5以降 | iPhone 4S以前 |
iPad | iPad Pro(2018以降) |
左記、右記以外の全モデル |
第3世代以前 |
MacBook Air | 2018年モデル以降 | ||
MacBook Pro | 2016年モデル以降 | ||
MacBook | 2015年モデル以降 |
MacBook系はUSB-Cに移行する前はMagSafeコネクタですね。ケーブル引っ掛けても引っ張られないからよかったんですが、コストや大きさ、あるいは充電速度などの理由で移行したんでしょうか。よくわかりませんが。
2015年に久々にでたMacBookを皮切りに、徐々にUSB-Cに移行していくのかと思いきや、結局iPadもProモデル以外はその後登場した無印iPad、iPad miniなどもLightningのまま、iPhoneに至ってはまるでその気配もありません。
逆にいうと、ノートパソコンであるMacBookシリーズと、iPadの最上位モデルであるProにのみUSB-Cが採用されています。
勝手な見解ですが、いわゆるプロユース、PCとして使うレベルのデバイスにはUSB-Cを採用する、という方針なのかなと思っています。
などの「ワイヤレスだと」シビアな利用環境を想定したものはUSB-Cを採用したのではないでしょうか。
とはいえ、実績があるんだから、他の機種もUSB-Cに置き換えたらいいんじゃないか。ごもっともです。
ただこれは、以前から噂になっている「iPhoneのポートレス化」が正解なのかなと思います。
Shame the USB-c prototype iPhone 12's arent making it to production. 1 more year of lightning 🥳😭
— Stella – Fudge (@StellaFudge) May 25, 2020
Oh well, at least smart connector on 13 series
次期iPhone 12(仮)はUSB-Cではない、しかしiPhone 13シリーズはスマートコネクタが採用される、とのこと。
スマートコネクタがXperiaみたいなものか、ふつうの非接触充電なのかはわかりませんが、モバイル利用が主のデバイスはコネクタやポートと言われるような物理接続部分が撤廃されていくんだろうな、というのが筆者の予想です。
いろんな理由がありますが、
などの「モバイル環境下での」シビアな利用環境を想定したものはポートレス(ワイヤレス)になるんでは、と考えています。昔スティーブ・ジョブズは電源ボタンやマナーモードの切替ボタンなんかも嫌がってたらしいですからね。
iPhone 13のポートレス化についてはいろんなサイトで噂になってますが、どの想像・イメージでもSIMカードスロットは描かれている物が多いです。
iPhoneはXR・XS以降、エントリーモデルの新iPhone SEにすらeSIMが搭載されています。上記のLightningから移行できていない(していない)状況と比べると積極的に採用している、といっていいと思います。
上記のUSB-Cを採用していない予想と、eSIM対応状況からすると十分にありえるのかなと思います。アップルという会社はどこの通信事業者にも依存しない中立的な立場ですし、eSIMを積極的に活用して、適材適所な通信事業者を選べるようなプランや仕組みを考えていても不思議ではありません。
と、ここまで読んでいただいた方なら、ふと思い出すワードがあるはずです。そう、「Apple SIM」。あの一部iPadだけで動いた、期待の割にはどうなったのかよくわからないやつ(失礼)。あれが2021年、本格的に稼働したりしたらワクワクしますね。
こちらももしそうなったら、の話ですが、eSIMが利用できない格安SIMは全滅してしまうかもしれません。
現段階で、日本国内でeSIMが利用できるのは
と言いたいところですが、現状では「3キャリアは対応していないと言っていい」です。これまでの利権や実店舗のサービスが関連しているのかもしれませんが、ネットでeSIMを発行して即時データ通信……みたいなことを考えているのなら、国内3キャリアではできません。
現状、eSIMに「対応している」といえるのはこの2サービスではないでしょうか。もちろん他にも使えるサービスは存在しますが、一般人が普通に申し込んで使えるものということで。
IIJはベータ版としての提供ながら450円/1GBとお手軽価格。申し込んでから即使えるので、iPhoneの主回線は物理SIMで、eSIMにIIJのSIMを入れて活用、なんてこともできます。DSDS対応(主回線、副回線同時待ち受けが可能)機種であれば、切り替えも不要です。
Rakuten UN-LIMITはSIMの申し込み段階でeSIMを申し込むことが可能。先に書いた記事でも、Rakuten MiniとeSIMを申し込む形となってます。使い方にもよりますが、使い放題で3000円はお手軽ではないでしょうか。
予想ばっかりつらつらと書いてしまいましたが、2021年のiPhoneはボタンとスピーカーしか突起物がない「ツルッツル」になってほしいなと個人的な願いを込めてかいてみました(笑)。なんか、そのほうがアップルらしいじゃないですか。