こんにちは。
今回はタイトルどおり、50mm付近のEマウント用レンズをいくつかえらんで見ようと思います。筆者が所持していないものもありますが……。安い順で並べてます。
友人のをお借りして使ったことがあります。純正標準レンズのド定番、SEL50F18F。何より安い。安いのにそこそこ描写力もあるし、軽い、小さい。たったの186グラム。
カメラもレンズも、持ち歩くのが苦になると一気に使わなくなるので、軽い小さいは大きなメリットだと思っています。
新品でも10万前後で購入できるZEISS。一度使ったことがありますが、ハッとする描写にびっくりした記憶があります。
Eマウント所有者なら誰でも一度は調べるんではないか、というぐらい有名なレンズ。こちらも友人にお借りしたことがあります。
焦点距離が40mmと少し広角ですが、寄れる、軽い、色味も好きってことで一番欲しいレンズ。程度のいい中古であれば12万前後でも変えると思います。
2023年4月に発売されたばかりのF1.4のGマスター。使ったことないです。
2年前にF1.2のSEL50F12GMも発売されていますが、こちらのほうが軽い、実売で10万円安い、新しいってことで、これからGマスター50mmを購入するんだったらこちらがよいんではないでしょうか。ただ、個人的にはこれよりもBatis 2/40を買うか、単焦点じゃないけどSEL2470GM2を選ぶと思います。
SEL50F14GM発売で立ち位置がわからなくなったのがこのSEL50F14Z。
もちろん色味が好きだとか、ZEISSでないと出せない質感みたいなものはあると思いますが、筆者のレベルでは正直違いがわからないはずですし、7年前のレンズに今年出たばっかりのレンズと同じぐらいの値段をだすのか、といわれるとうーん……って感じです。中古でやすいのがあるといいんでしょうけど。
オールドレンズは星の数ほどあるので、所有しているものと、欲しい物を数点挙げておきます。
いきなりレンズじゃないんですが、TECHARTさんのLM-EA7という、ライカMからソニーEマウントへのアダプターを紹介します。
これ、単なるアダプターじゃなく、こいつ自体が数ミリ前後に動くことで、半ば強制的にマニュアルフォーカスのレンズをオートフォーカス化するものです。仕組み上、全群繰り出し式のレンズでないと基本的にうまくいかない気がしますが、前玉フォーカスでも多少操作すればいけそうではあるかなと思います。お高いですが、オールドレンズを快適に使うのであれば持っておいて損はないかと。後継のLM-EA9という機種もあります(さらにお高いけど……)。
ちなみに動画撮影のときは動きません。
M42マウントのオールドレンズ。ライカMへ変換→TECHART LM-EA7に装着し、オートフォーカスを実現しています。
きれいなバブルボケが魅力。高くても1万円以内で買えると思うので、オールドレンズデビューにも最適だと思います。
こちらも人気のロシアレンズ。前期モデルはシルバーで見た目もオールドレンズ感があっておしゃれ。ゴースト・フレアを楽しんで撮影するのが醍醐味といえます。Jupiter-8でないと撮れない画ってやつがあります。85mmのJupiter-9も持ってますが、これはこれで全然コンセプトが違うのが面白い。
L39マウントをライカMに変換し、LM-EA7に装着してます。マウント3段重ねってことになるのか……。
こちらは持ってないですが、ライカデビューにはとてもいいと言われているレンズ。
ヤフオクやフリマサイトを見ると、だいたい5万〜8万ぐらいで取引されているようです。オールドレンズ界で有名なスーパータクマーよりもはっきりと出やすいゴーストと、ヘリオス以上のぐるぐるボケが魅力だそう。だいぶクセの強いレンズですが、これもまたズマリットにしか出せない味ってものがありそうですね。
こちらも興味深いレンズ。日本光学とか書いちゃってますが要はニコンです。
ニコンがL39マウントのレンズ作ってるとか、今じゃ考えられないですよね。時代を感じます。公式サイトでも語られるほど、同社にとってエポックメイキングなレンズだったみたいです(噂では、今につながるキヤノンvsニコンのきっかけにもなったとか)