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RJF-771Y(シングルレバー混合水栓)に自力で交換 DIY①現状調査編

マンションというものは、だいたい購入して10年が経つと大規模修繕とか、それに伴う積立金、管理費の見直し、管理会社の変更、ローンの借り換えなどなど色々と「当初の予定通りにいかないところ」が出てくるものだと言われています。

専有スペース(要はお金を出して自分のものにした部分)にも色々とガタが来ます。壁や床が傷ついてしまうのはもちろんですが、他にもマンション購入時に一緒に買った家電や家具も、10年経てば立派に役目を果たしたといえる時期にくるはずです。

まあ、テレビや冷蔵庫は買い換えれば済む話ですが、水道や電気はそうかんたんに置き換えられるものではありません。

今回はそんななか、キッチンの水栓を自力で交換した話を書いてみます。

いきなり結論

  • 自力でできなくもない
  • 構造や仕組みを理解すれば難しいところはない
  • 新しい水栓を選ぶときはしっかりと下調べを
  • なにかあったときに、誰も保障してくれない
  • 逆に、なにかあっても自分で解決できる

何が起こったか

さて、我が家の水栓に何が起こったかをまず書いていきます。

もともとついていた水栓

タカギのJA1030という水栓です。10年以上前のマンションですし、さすがにもうアマゾンにも売ってなさそうなのでGoogleの画像検索結果をつけておきます。まあどこにでもありそうなやつですよね。

水漏れ

吐水レバーと水栓本体の間からちょろちょろと水がにじむようになりました。最初は冷水のほうだけ。

思えばこの時点で中のセラミックバルブ(パッキンとか吐水レバーを受ける棒とかが一体化されてるやつ)を交換していれば水栓自体を交換しなくてもよかったのかなと思いますが……結果論ですね。

徐々にひどくなる症状

ごまかしながら使ってましたが、冷水のほうは見てわかるぐらいの漏れ方をするようになったので止水栓から水をとめて温水だけで使ってました。これがおそらく症状を悪化させる一因にもなったのかなと思います。。

負担が集中したのか、数ヶ月したところで温水のほうも徐々にきっちりと閉まらなくなり、吐水レバーをちゃんと下げきったつもりでも、流れる水と内部の隙間が共鳴したような「クーーーッ」とか「キーーーッ」みたいな音がするようになり、ちゃんと閉めようと上からグッグッと負担をかけ、さらに悪化する……という悪循環に陥ってました。

開かない金具

ようやく重い腰をあげ、セラミックバルブを交換しようとしましたが……バルブにかぶさっている鉄の部分が固着していて全く回りません。

家に送られてきたメンテパックのチラシを流用

頑張って回そうとするうちに水栓自体が回転し、根本からゆるみそうになりました。おそらくここに隙間ができるとどうにもならなくなると思ったので、水栓自体を交換する方向にしました。

ちなみに適合するセラミックバルブ

タカギのJA1030であれば、JH9021JA という型番が適合するようです。

タカギのパーツはホームセンターに置いてるものもありますが、基本的にタカギ専門の業者が行うことを前提にしていて、ユーザ自らの交換は推奨しない=パーツも単品では売らない、ことが多いそうです(ネットしらべまくるとそんな情報ばっかり出てきました)。

本来であればネジを回してつけかえるだけ、のものでも1万円弱取られてしまうのはどうなんだろう……というのもあり、水栓を交換したほうが長い目でみたら楽なのでは、という思いもありました。

浄水カートリッジも同じ思想

ちなみに、浄水カートリッジもそのへんのお店で売っておらず、タカギと交換契約をしないと手に入りません。いまどきこんな囲い込み方もないよな……(わたしはこの契約に納得いかず、ずっとブリタの浄水器を使ってました)。

まとめ

というわけで、①現状調査編は終了です。

②では水栓を何にするか、検討したことを書こうと思います。

 

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